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アイテム詳細
トゥルーマン・ショー(通常版) [DVD]
アンドリュー・ニコル(脚本) パラマウント ジャパン グループ:DVD /ランキング:3340 価格:¥ 1,500 発売日:2006-04-21 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度: 主人公の行動と観客たちの偽善。 作品中、主人公であるトゥルーマンは最終的に自分自身で考え、行動する。 意識の内部に欝屈させるだけではなく、世界の圧力を笑い飛ばすトゥルーマンの姿は胸が温かくなる。 以上は表面上の話。 この作品の本当に怖いところは、観客たちの存在だと思う。 一人の人間をだまし続けることに罪悪感なくいられるのは、観客たちという集団心理のおかげだろう。 テレビの向こうで生きているトゥルーマンに感情移入し、最後まで応援を続けていた視聴者は、ラストシークエンスで急激に興味を失う観客たちの姿を目撃する。 一人の人間を、情報スペクタクルと同列に扱い、そのことに疑問も罪悪感もない観客たちの姿は、私たちの社会における違和感を浮き彫りにしている。 生活監視を正当化し、人を広告として捉え、大量の情報によって麻痺させられた私たちの感覚は、何の抵抗も感じないことへの違和感を忘れてしまったのだろうか? 「ワイドスクリ−ン・バロック」 的狂騒が 「作り物」 としての 「日常」 をぶっ壊す。 どこか、フィリップ・K・ディックが書きそうなストーリーだなぁ。。。と思ったら、やはりプロットやシチュエーションは、1959年ディック作の小説「時は乱れて」に拠っているとのこと。 まぁ、それはそれとして。。。 主人公を演じる ジム・キャリー の演戯がまず光っている。 彼の真骨頂であるドタバタコメディ風のユーモアと、作品の主人公トゥルーマンが文字通りの「自分探し」に生命を賭す真剣な姿が絶妙にミックスされて小気味が良い。 そして、作品全体から感じる印象は、戦後アメリカをはじめ日本にも移入された「郊外住宅地」という空間に象徴される人工的で、ボードリヤール風に言えば、「ハイパーリアル」な生活環境の「作り物」めいた妙に明るい不自然さである。 その中で、TVを視聴する「観客」は、「作り物」としての「物語」をただただ傍観し消費するのみ。そこに生身の血の通った交流は存在しない。 しかし、自分の人生、自分の生活が「作り物」であることに気づいてしまったトゥルーマンは、自分が生まれながらに放り出された、その「張りぼて」の「物語」−「世界」(「時間」「空間」)の「真実」を躍起になって探ろうとし、しまいには破壊しようとする。 実は、この映画は、この時代の真相 ―― 今生きているこの世界そのものが、実は「作り物」であり、「張りぼて」のようなものであり、「シミュレーション」でしかない・・・つまり、「虚構」によってでっちあげられたものでしかないこと ―― を、SF的なアイデアを駆使することで、見事に暴きたて「異化」してみせているのではないか。そんなふうに思った。 日常の崩壊感覚がリアルになればなるほど、その衝撃は大きく、「絶望的な快感」をもたらしてくれる。 ―― 究極の「すごい」風刺的表現とさえ言えよう。 作られた世界からの脱出 1人の人間の成長過程がTV番組になってるという前代未聞な設定ですけど、 それが斬新で引き込まれました。 ジム・キャリーの演技は相変わらず最高なんですけど、 トゥルーマンを応援したくなる気持ちが生まれ終盤は感動しちゃいました。 とても良い映画でした。 たった一人の「マトリックス」 もし自分の住んでいる世界が虚構だったとしたら、普通に接している友達が演技だったら、しかもそのことを自分だけが知らないとしたら、まるでたった一人の「マトリックス」 キアヌ・リーブスが虚構の世界で戦ったような超人的な技はないが、トゥルーマンは彼なりの方法で嵐の海を克服すべく戦う。トゥルーマンの戦いとは別に、外の世界では番組のプロデューサー(エド・ハリス好演)が番組の存続をかけて彼なりの戦いをしている。トゥルーマンにとっては、彼以外の全員によって私生活そのもの情報操作されているようなもので、視聴率のためには何でもありのマスコミの姿勢の痛烈な批判にもなっています。 ジム・キャリーはいつもバタ臭い所が、鼻につくことが多かったのですが、この作品では彼のわざとらしい笑顔がむしろ虚構の世界にマッチしています。その後を描かなかったことも正解であそこで終わっていたからこそ、爽やかな感動が得られるのだと思います。 字幕が・・・? 評価が高いことは知っていたが、想像していたストーリーとは全く違っていた。日本語タイトルは、???なことも少なくなくないが、これは素直にそのままでOK。あり得ないけれど、あるかもしれない、そんな不思議な感覚。とにかく面白かった。 ひとつ、?なことが。主人公が親友と夜、ゴルフの練習をしながらいろいろ話すシーン。親友(いつもビールだ)が、ビールを「飲むかい?」と尋ねる、主人公が一言「NO」と答える。その「NO」の字幕が「今夜はやめとく(いい、だったかな?)」となっていた。いやー、意訳って凄いわ(ほめてません)。 |
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