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アイテム詳細
レビュー(Amazon.co.jp)
?『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などのデンマークの異才、ラース・フォン・トリアー監督による衝撃作にして問題作。アメリカ・ロッキー山脈の村に、ひとりの女グレースがギャングに追われて逃げ込んでくる。初めは彼女をいぶかしむ村人たちだが、2週間で村人全員に気に入られることを条件に村に留まることを承認。献身的な肉体労働をこなすグレースだが、警察に手配されていることが発覚し、事態は急転する。 ???だだっ広い倉庫のような空間に、いくつかの家具を除いては、すべての家や道、犬までが床に白線で描かれているだけ。簡略化した舞台セットのような背景で、グレース役ニコール・キッドマンら俳優たちのハイテンションな演技が続く。足に重りを付けられ、レイプもされるグレースの横で、日常の作業をする村人などシュールな構図が次々と登場。各キャラの欺瞞のドラマが、恐怖とサスペンスを静かに高める。そして、およそ3時間の長尺の末に訪れるのは、すべての常識を覆すような驚愕の幕切れ。いい意味でも、悪い意味でも、めまいがするような映像体験だ。(斉藤博昭)
カスタマーレビュー
おすすめ度: 実験映画・渋谷系 結末はなんとなくわかってしまいます。驚くべきはセット。黒い地べたに白い線。学芸会の練習のように何も無い空間ですから透けて向こうの家の中の様子がわかってしまいます。それも多分演出なのでしょう。家があるように演じる。丘があるように演じる。犬がいるように演じる。 不思議なのは映画を見終わった後。思い返すと「樹ってあったっけ?」ひどくあいまいです。丘もあったような気がする…ちゃんと家もあったような気もする… 俳優さんの演技力のせいか、実際にはなかったものがあったように錯覚されました。自分の頭の中ではちゃんと「あるべきものはあるように」変換されていました。 皆さんはどうでしたか? それにしてもキッドマンの三白眼は怖かったです。ボトックスで表情がないという噂も怖い… 善意の果てに 何とも衝撃的な作品だった。閉塞感と疲弊感が充満する孤立した村に 一人の美女が逃げ込んでくる。村人は彼女を匿う事になるがその発意者 であるトムの提案によって見返りとして彼女に労働させることになる。 理想家で道徳的なトムだが常に善意への見返りを求め、それによって 村人達とグレースの関係は対等ではなくなり、遂にはグレースに首輪を 付け奴隷以下の扱いをする。善意は最早、劣情を隠す為の欺瞞でしか なくなり、その上に罪悪感すら喪失させる。 しかしこの醜悪な欲望を引き出したのは他ならぬグレースでは ないのか。彼女は自分を捧げ、相手の罪を全て許してやるという まるで神であるかのような「偉大」な善意を抱いていた。 さらに彼女は村人達の生命を左右する力を初めから有している。 両者には対等な関係が成立し得ないのだ。これは人と犬の、 若しくは神と人との関係になぞることができるのでは。 結局、グレースは立場を逆転させ村人達を地獄へと落とすのだが 裁きの名において正当化する。そこには、ただ強者が弱者を 善意や正義の下に恣意的に扱うという事実しかない。 大それた傲慢な慈愛をいだいていたグレースは復讐の為に これまた傲慢な正義をかかげ醜い村人達を殺戮する。 慈愛や正義という光にさらされなければ村人達の腐敗は その姿を表すことも影を落とすこともなかったはずだ。 グレースの慈悲深い行いは地獄への穴を開いただけだった。 善意は善意だけで存在し続けることはないのである。 やがては人間のエゴに呑まれてしまうことになる。 それでも善意の形だけは残り悪を肯定する。 映画について考え直す 〜この映画は、今までにない舞台装置を使用している。舞台のような印象を持つセット、パントマイムのような俳優の演技、壁や天井を取り去ったオープンなセット、このセットには、隠し事が存在しない。そんな一見、映画が成り立ちそうな感じのしないセットで物語は進んで行く・・・物語が進むにつれ、隠し事があるのは、人間の心の中に存在することに気付かされ〜〜る、人間ってなんて酷い生き物なのかに気付かされる・・・ ただ、舞台のような場所をカメラで撮影したのではなく、かなりのデジタル技術が使われている。 大変、面白い作品です。〜 かわった映画。。。 見始めて一番に感じたのは、かわった映画だということ。映画のロケなどを一切せず、ただ舞台のようなかなり簡略化されたセット上での演技。 なんか映画を見ようと思ってみていた私にはかなり違和感を覚えた。 最初は淡々と話が流れていくので、ちょっと退屈だった。 正直、ただ結末が知りたく最後まで見たと言う感じだった。 話の内容は、人間の醜さ、身勝手さはよく表現されていた。 私も途中、村人に関しての嫌悪感を覚えた。 湧き上がる希望 最低のストーリーにして、最高の作品。 甘っちょろいWishful Thinkingよりも、 ダンサー イン ザ ダークは理解できませんでしたが、 もちろん、監督の意図はわかりませんが、 真底の絶望感をつきつけられたとき、 舞台設定も絶望を描くための最低の紳士的配慮である気さえします。 何もかもがスゴスギル。 |
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