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アイテム詳細
舞‐乙HiME列伝―アヤネ飛翔☆篇 (徳間デュアル文庫)
沢上 水也 矢立 肇 徳間書店 グループ:Book /ランキング:38112 価格:¥ 710 発売日:2007-04 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度: 広げた風呂敷を小さく切ってからまとめた感じ 便宜上、降臨編を前編、飛翔編を後編と表記します。 前編はあまり期待せずに読んだためか、案外面白かったので星4つをつけました。逆に後編は前編で期待した分、それほどでもなかったですね。 後編のキモは前編で伏線として出てきた学園長の過去と、アンリ王子を狙う敵との対決です。が、キャラ設定画もイラストもない学園長の過去を語られても、さほど感情移入できません。新たに登場したボスキャラは小物過ぎて、インパクトに欠けます。三部構成にしたら、もう少しキャラを描きこめたのかもしれませんが。 それと、どうしてこうも読後感が薄いかと考えたとき、重大な問題点を指摘せざるを得ません。舞-HiMEシリーズが視聴者からあれほど大きな支持ないし反発を受けた要因として、前半萌え燃えで後半鬱展開という落差の激しい構成がありました。この『列伝』にはその落差がないんですね。どうしても平板な印象になってしまいます。 まあ、前編でキャラが気に入った方は、ハッピーエンドを見るために後編までお付き合いなさってもよろしいのではないでしょうか。 アヤネ飛翔篇を読んで。 前作、降臨篇の後日談集と思えば、なんとか納得できるかもしれない一冊です。 この作品にはオリエンタル・ビーストなる破天荒な姫さまは登場しません。登場人物のひとりとして、約束の人の言動に心揺らす少女が存在するだけです。 前作以上の大暴れを期待した人には残念な内容になっています。全体として前作の惰性のままキャラクターの個性に焦点をあてることなく強引に幕を引いた感があります。 あえて評価を与えられるのは、アンリの隠された一面が垣間見えることと、橘セブンのイラストが落書きから漫画に上達した点でしょうか。 100年前の舞乙世界 前作と同様、ドタバタやコミカルなシーンなどの描写は面白く内容も読みやすいと思います。 前巻では描かれなかった因縁を持つキャラクター達の背景が明かされ、それに伴う陰謀とそれを打破する主人公達の活躍がメインストーリーなのですが、 軽妙な筆致のせいか暗い過去やキャラクターの宿業のようなシリアスな雰囲気が上手く表現できていない印象も受けます。 良くも悪くもお気楽なドタバタ学園コメディーでTV後半のような鬱展開が苦手な方にはオススメかも。 また、本作ではトリアスや現行ガルデローベの成立など設定的な面で極めて興味深い内容が多いです。 (後書きには本作内にOVA3巻と連動する設定の存在が示唆されています) 前作最大の欠点であった橘セブン氏の挿絵は大幅に改善され、水準以上のものが掲載されています。 やはり、前作のちょっとアレなイラストは時間不足からくるものだったようですね。 |
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